栽培から出荷までABOUT LEAVES
QUALITY CONTROL
製造について
お茶の葉を機械で刈取ります。柔らかな新芽だけを収穫するため、
ミリ単位の高さ調整が必要とされる職人芸です。
裏山からの湧き水で蒸し上げます。蒸気を生葉にあてて蒸します。お茶の加工の中で、一番味を左右する工程であり、一瞬の加工で味の7割が決まります。茶師の味がここで出ます。
蒸された葉っぱは熱いので、風を当てて表面水分を取り除き、素早く冷却します。
熱風をあてながら、葉を揉みます。粗揉工程でしっかり揉みこみ、真水を切ることで水色がきれいで、美味しいお茶に仕上がります。
お茶の葉に力を加えて揉みます。お茶の茎などの固い部分の水分を、ここで圧力をかけ絞り出します。荒茶工程の中で、唯一、熱が加わらない工程です。
茶葉を回転揉みしながら熱風をあてて、揉捻で絞り出た水分を乾燥させます。
葉を針のように細く(浅蒸し茶の場合)揉みこみながら乾燥させます。深蒸し茶の場合には、細かく揉まれます。
ここではもうお茶を揉まず、棚上にお茶を置き、熱風を当てて乾燥させます。
荒茶(煎茶・茎茶・粉茶など混ざった半製品)を篩にかけ、平行篩で太さ別に分け、廻し篩で長さ別に分けます。通し(平行)3年、廻し7年と言われる職人技です。
篩分けで分けられた、太い茶葉や長い茶葉は、適切な大きさに切断します。
ケバ(茎の皮)や茎を、比重や色の違いによって選別します。ここまでの作業を生仕上げと言います。
昔ながらの直火焙煎。仕上げ作業の中、唯一、熱が加わる工程で、昔ながらの直火焙煎により香りと味を引き出します。荒茶工程の中の蒸しのような位置付けで、仕上げ工程では一番大事な作業です。火入れ30年と言われる、神の職人技です。
品質を安定させるため、また、何種類かのお茶の特徴を活かすために、ブレンドします。
お茶は、畑で収穫されて工場で加工されるものです。落ち葉などお茶以外の異物を除去します。
計量し袋へ詰めます。酸化防止のため窒素を充填し、封を閉めます。
商品に破損がないか確認し、
丁寧に梱包したあと、お客さまの元へ発送します。